Author:のっちです、のっちです、のっちです。3人揃ってのっちです
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今日は有給とって交通違反者講習。
累計点数が6点になると、この講習に顔を出さない限り1ヶ月の免停処分になるのだ。 集合時間は朝8時45分。 そして僕が目覚めた時間でもある。 チャリンコで猛烈に漕ぎ出し、25分後に到着。2日前に買ったヒートテックが早くも汗だくである。 いや、僕が堂々と遅刻したことなんて、いまおこったことに比べれば大した話ではないのだ。 今日のプログラムは、座学と社会活動。 社会活動とは、「法定速度を守りましょう」「運転中の携帯電話は大変危険」「わき見運転は止めましょう」等々、 プラカードを持って幹線道路脇に並び、運転手に啓蒙活動を実施するものだ。 僕を含め、道路沿いにずらりと並ぶ違反者十数名。 この異様な光景、嫌がおうにも目に留まる。 約20分程度の活動を行い(カードを持ってただ無言で立ってるだけなのだが)、戻ろうとしたその矢先。 突如、火山が噴火したかのような轟音と、焼けたゴムの臭い。 破壊音。 急停車した貨物輸送トラックと、その前方にはリヤが半壊したプリウス。 まさかの衝突事故。ほんの小一時間ほど前まで座学のDVDで散々見た光景が、目の前で再生される。 負傷者はいないようだが、見晴らしのよい大きな交差点で、いったい何が原因? 考えた。 0.01秒後、簡単に答えが出た。 脇見運転だった。 啓蒙活動の為にずらっと一列に並ぶ奇妙な光景の僕らを見ていたのだ。 僕「あの、これって、、」 講師のおっちゃん「ん!質問か!なんだね!?いやーしかし、このタイミングで目の前で事故なんて、偶然もあるもんだね!(目が泳ぎまくり)」 僕「偶然ってか半分ぐらい必然っぽい気が、、、」 おっちゃん「ん!そうか!そうかな!い、いや!そんなことないぞ!さぁ、寒くなってきたし帰ろう!」 別に悪意があったわけではないし、そもそもが運転手の不注意なので気を病む必要はないのだが、後ろめたさからどうしても隠蔽気味に話を進めざるを得ないおっちゃん。 おっちゃん「はい!一番後ろ歩いてるお兄ちゃん!もうちょっと早く歩いて『話がこじれる前に早く現場から立ち去ろう!』」 了解しました。 かくして街の平和は保たれ(?)、我々は平穏な昼休みに突入した。 なんだかなあ。 (※この物語はフィクションであり、実際の人物・地名とは関係ありません、一応) |
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